事例1 隣の垣根が越境
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隣との境に、おじいさんが作った古い板塀がありました。腐食が激しいので、10年くらい前に取り壊しそのまま放置していました。ところが、最近になってお隣が、何の話もなくフェンスの垣根を作りました。どう見ても斜めに曲がって私の敷地に越境しているように思いますので、その旨申し入れましたが、隣は一向に聞き入れてくれません。 そこで、航空写真を取り寄せ、昔は直線であったことを主張していますが、一向にはかどりません。木造の塀を取り壊す前に境界標を入れておけばこんなことにならなかったと現在悔やんでいます。 |
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事例2 お隣の言いなり
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父が亡くなって相続財産の分割をするため、畑の分筆登記が必要となりました。隣のおじさんは健全で毎日耕作をしています。私は、父が生きているときに境界のことを詳しく聞いてなかったので、境界についてよく分からずお隣の言いなりで境界が決まってしましました。その時私は、ちゃんと境界標があったらと悔いが残りました。 境界は、自分で分かっているだけでは十分ではなく、子供のためにも永久保存ができる標識を設置し、世代が変わっても対応できるようにしておく必要があることがよく分かりました。 |
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事例3 境界立会を拒否された
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私の土地は、以前に測量をして、境界標もすべて設置したはずでした。しかし、数年前から境界標が、なくなっていることに気づいていたのですが、特に気にしませんでした。そして、再び分筆登記をしなければならなくなり、紛失した境界標の復元をするために、お隣に境界の立会をお願いしました。お隣の方は、以前の所有者から、土地を購入された方で、立会をすると意見が食い違い納得してもらえませんでした。 一度測量している土地だから安心していたので、こんなことになるとは夢にも思っていませんでした。こんなことなら、気づいた時に境界標を復元しておけばよかったと後悔しています。 |
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事例4 工事の時、杭を抜いてしまった
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隣接の方から、境界について立ち会ってほしい、という通知を受け取りました。当日立会をしたところ、私の敷地の内側まで境界を主張してきたのです。この土地を購入したとき境界標があったのですが、家を建て替える際、工事で境界標が紛失してしまっていたのです。工事の時に復旧せずにすのままにしていたのでしょう。 せっかく設置してあった境界標を管理していなかったために、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまいました。 |
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